
前回の記事
Amazonでは正規の卸業者から仕入れた商品でなければ新品として販売することができない。
つまりネットショップや店舗で購入した商品をそのままAmazonで販売することはできないのだ。
ではどこから仕入れればいいのだろうか?
そう、卸売業者である。
Amazon物販の仕入先
基本的に卸売業者は個人は相手にしてくれない。
大量に仕入れて定期的にリピートしてくれる相手と取引したいのだ。
個人事業主でもない相手と個別に取引するのは非効率だし、信用もない。
しかし、世の中には個人を相手に取引している卸売業者も存在する。
それでもAmazon以外のECサイトを運営していたり、開業届けを出している必要があったりと取引のハードルは高い。
そんななか、完全な個人を相手にビジネスを展開している卸売業者を見つけた。
訳あって社名は伏せたいので、ここではD社と呼ぶ。
D社はただの卸売業者ではなく、Amazon物販を前提としたビジネスを展開していた。
ホームページはECサイトのようになっていて会員登録することで利用できる。
商品画像をクリックするとAmazonの商品ページが表示される。
つまり、すでにAmazonで販売されている商品だけを扱っている。
よし、ここから仕入れよう…!
売れると確信した商品
D社が扱っている商品は雑貨やおもちゃが多かった。
例えば人気キャラクターのぬいぐるみとか食器、珍しいものだと仏壇なんかも並んでいた。
ここに並んでいる商品は当然Amazonでも手に入る。
そんなものまで売ってるのか……と思いながらD社の商品ページを眺めていた。
誰が買うんだこれ?みたいな商品もかなり多くて中々売れそうな商品に巡り合わなかった。
そんな中、ふと、ある商品が目に入った。
ポケモンカードだ。
ポケモンカードといえば言わずとしれた大人気商品、それが正規ルートで仕入れられる……!
特に当時はポケカバブルと言われるほど流行っていて、パックが出れば即完売、レアカードに至っては数万〜数十万もの値がついた時期もあった。
これは売れる……!
そう確信した。
根拠なんて何一つないというのに。
仕入れた商品の納品先
早速D社でポケモンカードを注文した私は、あることに気づく。
あ、これ自宅に届くのか……
卸売業者からはロット単位でなければ仕入れられないことが多い。
ロットとは、簡単に言えばまとめ売りの単位みたいなものだ。
例えば10個とか20個をまとめて1ロットとする。
D社も例外ではない。
ポケモンカードは1ロットで24個入りだったので、これがそのまま自宅に届くことになる。
それは避けたかった。
私は1LDKに2人暮らし。
在庫を保管しておくスペースなんてどこにもなかった。
しかし、AmazonにはFBAというサービスがあり、在庫管理から購入者への出荷まで全て代行してくれる。
私は在庫を自宅で保管する必要もないし、発送もしなくていい。
その代わり手数料がかかるが背に腹は変えられない。
成功しているセラーはみんな利用しているのだから。
FBAへの納品が必要
在庫管理や発送を代行してくれるのはいいのだが、FBAに商品を納品する作業は自分でやらなくてはいけない。
正直、それも面倒くさかった。
FBAは指定した方法で納品しなければ受け取ってくれない。
例えば商品ごとにサイズを入力し、指定されたサイズの箱、指定された梱包材を用意する必要がある。
さらにFBA専用のラベルを各商品に貼り付ける。
ラベルシールはAmazonで購入できるが、私はラベルを印刷するためのプリンターを持っていなかった。
今後長く続けるつもりなら買ったほうがいいと思ったのだが、そもそも納品作業自体をスキップしたいのだから買う必要がない。
そんな中、D社ではFBA納品代行サービスもやっていることに気づいた。
これを使えば納品作業を完全にスキップできるんじゃないか……?
しかも仕入先もD社だから発注をかけたらFBAへ直送できる。
私は売れそうな商品を探して仕入れるだけ。
ただ、このサービスを利用するとさらに手数料がかかる。
すでに手数料まみれだったので利用するか迷っていたのだが、当時はどうしても納品作業をスキップしたかったので利用することにした。
納品が完了する
商品を発注してからFBAに納品されるまで約2週間かかった。
発注元のD社が在庫を持っているわけではなく、私が購入してからメーカーに在庫を確認し、それから発注をかけるらしい。
そしてようやくポケモンカードがFBAに納品されて販売が開始された。
あとは販売から出荷までAmazonがすべてやってくれる。
これから月5万ぐらいは稼げたらな......
そんな期待を寄せていた。
しかしこの時は知る由もない。
物販は片手間で稼げるほど甘い世界ではないということを。
続く...
次回の記事